自動車部品やアルミの輸入を
担当しています。
具体的には、貨物の詳細や保管場所の確保、安全に作業が行えるよう荷扱いの可否等を営業部門と打ち合わせを行います。実際に担当する貨物が船から揚がる様子を船内見学したときは、船いっぱいに積まれた貨物の量に圧倒されました。自分の担当する仕事のスケールの大きさに気の引き締まる気持ちになったことを覚えています。
コロナ禍の影響で生活や仕事環境が大きく変化する中で、海運とは、島国である日本に暮らす私たちの生活にとって、切っても切り離すことができない仕事だと実感しました。私たちの仕事は“人々の暮らしを豊かにする”ことであるのと同時に“人々の暮らしを守る”ことでもあります。港というモノの流れの玄関口で働くことは人々の暮らしを守るために最前線で働くことであり、この仕事の醍醐味だと思っています。
私の地元長野ではメーカーなど製造業が盛んです。しかし、高度な技術から作られた商品も、お客様の手元に届かなければモノに価値は生まれません。輸出入貿易額でトップの名古屋港に拠点をもつ伊勢湾海運は、私自身が生まれ育った地方にも支店を展開しています。国内外問わず広いネットワークをもった伊勢湾海運だからこそできる、地域の活性化に私も貢献したいと思ったことが一番の決め手です。
現場は常に動いているため、ぼやっとしていると、どんどん状況が変わります。そうした状況でもリフトマンやトラックの運転手に的確かつ迅速な対応ができる、機転の利く先輩方が多いです。また私自身、総合職として現場で働くことに最初は不安もありましたが、みんなで助け合う、協力し合う、そんな面倒見の良い先輩たちがサポートしてくださるおかげで、日々頑張ることができています。
前日までに展開していた内容が当日に急遽変更になる、そういった日々起こる問題に対応することに初めのうちは必死でした。情報共有の漏れにより、現場が混乱し、作業がストップしてしまう恐れもあるため、どんな些細なことでも上司や先輩、現場で働く作業員への報連相を徹底するようにしています。