伊勢湾海運株式会社

会社情報

社長挨拶

『第102期 始業式社長挨拶』

代表取締役社長 髙見 昌伸

皆様、おはようございます。

本日より伊勢湾海運グループの第102期会計年度が始まります。2024年は年初から能登半島地震が発生し、企業としても災害への危機意識を高める貴重な機会でもありました。一方、今年は世界的な選挙イヤーとなります。1月には台湾総統選、2月はインドネシア大統領選、3月はロシア大統領選が行われました。6月にはメキシコ大統領選、11月はアメリカ大統領選が行われます。これらは当社グループの進出している国でもあり、選挙の行方次第では経済にも大きな影響があり、注視が必要です。

昨年の始業式で経営理念のリニューアルを発表し、1年が経過しました。昨年から現場視察を行っており、経営理念に対して自らの想いを伝えてきました。そして、多くの方から経営理念への共感の声をいただいております。

目まぐるしく変化する現代社会であり、また世代間により多様な価値観を持った従業員が迷うことなく一致団結し、同じ方向に進むために経営理念の社内への浸透が会社の成長につながります。特に経営理念の「挑戦」と「誠実」について今年度は注力したいと考えております。挑戦がないと個人も会社も成長できません。そして、会社風土として、挑戦をできる環境がないと挑戦の心は育ちません。失敗しても許す。挑戦している人を応援する。そのような社風が生まれることを期待します。また、DXの推進、人的資本の強化を今年度のテーマとしたいと考えております。

我々の物流業はお客様の荷物をお預かりし、目的地まで届けるプロセスにおいて一人で完結できる仕事ではありません。また、当社だけで完結できる仕事でもありません。その過程には、お客様、協力会社を含めたパートナー、多くの従業員同士が関わって成り立っております。そこには必ず信頼の絆が必要となり、長くその関係を保つためにはWin-Winの関係性を築くことが重要となります。この数年会社としてもパートナーとの関係性の構築を強化してきました。この構築には思いやりの心や誠実さを持って相手に接することが鍵を握っておりますので、皆様方も昨年に経営理念と同時に発表した”INTEGRITY WAY”を見返し、実践してください。誠実さが浸透することで当社グループの強みとなることを期待しております。そして皆様には人間力を磨いてほしいと思います。驕りを捨てて、謙虚の気持ちを忘れないことは誠実に通じるところがあります。この先、DXが進み、IT化やAI化される仕事も増えてきますが、これらを操るのは人であることを忘れないでください。誠実さや謙虚さから生まれる行動は人間力を高めますので、皆様も日常業務にその考えを取り入れ、社会の移り変わりへ柔軟な対応をしていきましょう。

4月より国内の施設強化や海外の新たな拠点づくりの市場調査を行うために一部組織の変更を行っております。当社グループの国内外の成長を目指し、企業価値向上を図っていく所存です。

本日、伊勢湾海運グループへ新たな仲間が36名加わったことを大変喜ばしく思います。私たちの会社における成長と発展に向けて、皆様と共に歩むことを心から楽しみにしています。私たちの会社は、個々の力が集まって初めて成り立つものです。皆様の個性と才能が、私たちに新たな活力をもたらすことを期待しています。新しい環境に飛び込むことは、時に緊張や不安を感じることもあるかもしれません。何か困ったことや質問があれば、上司や先輩に気軽に声をかけてください。皆様の成長と成功を支援するために、私たちがここにいます。私たちは皆様の成長と発展を心から応援しますので、共に歩んでいきましょう。

最後になりますが、家族に誇れる仕事を目指し、法令遵守と安全最優先の意識を持ち、安心で笑顔溢れる会社にしていきましょう。

以上を持ちまして第102期始業式挨拶と致します。

代表取締役社長髙見 昌伸

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