各部門の1日
輸入事業部 通関課
PROFILE
- 座右の銘
- 『 無知の知 』
- 就活生へのメッセージ
- 自分が学生であった頃を思い返しても、通関士とはあまり広く知られている仕事ではなかったように思います。しかし、今まで知らなかった、考えたこともなかった物事を幅広く知れるという点で非常に面白いお仕事です。もし、関心を持った方が居られましたら、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
輸入事業部
通関課
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8:00
- 出社
- メールチェック。営業部門からの通関に関する問い合わせ事項等確認。新規に相談案件や連絡事項があった場合は一旦全てのメールにフラグを立てます。(日中に来た連絡についても来た時点でフラグを立てます)
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9:00
- 輸入申告
- 前日に予備申告済のものについて本申告し、前日に作成し営業確認が完了しているものについて申告。極力当日中に審査終了してもらいたいため、まず朝一番に纏めて申告します。
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10:00
- 通関書類作成、営業部門の相談対応
- 輸入申告するための申告書を作成します。案件によってはアイテム数が多く煩雑であったり、税番検討や申告の方法など熟慮が必要なものもあるため、腰を据えて業務に取り組みます。
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12:00
- 昼食
- 上司と行きつけの食堂でランチ。このタイミングで雑談交じりに業務への対応を相談することも多いです。
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13:00
- 通関書類作成、営業部門の相談対応
- 申告書作成の合間に問い合わせに対応します。簡単な確認であれば電話連絡で済ませ、書類確認が必要なものは仮作成します。何度も相談を受けた内容は記録をつけ、相談に対してレスポンスを返した時点でフラグを削除します。
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16:00
- 輸入申告
- 可能なタイミングで随時申告していますが、翌日の為に可能な限り特にこのタイミングで予備申告ができるものについては申告しています。
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18:00
- 退社
- メールチェック。特に出社時に立てたフラグが残っていないことを確認したのち退社します。なるべく24時間以内に初期対応することを心掛けています。
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- これまでの仕事内容について教えてください。
- 現在の職務では通関士として、主に輸入申告業務を行っています。営業部門から提出された通関書類を確認し、税番の決定や金額の計算といったプロセスを経て輸入申告書を作成、実際に申告を行い許可が降りるまでが一連の流れです。
- 学生時代の専攻/また学生時代はどのようなことに熱中していましたか?
- 学生時代は金融論を専攻しており、ベンチャー企業の資金調達手段や一般家計における資産形成といったテーマを研究していました。しかし、在学中から金融に関する知識は飽くまで仕事ではなく実生活に役立てる知恵としたいと考えていました。就職においては実際の物と密接にかかわり、好奇心を持って取り組める仕事がしたいという思いがあり、在学中に通関士資格に関心を持ち取得しました。
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- 仕事の醍醐味・やりがいはどんなところにありますか?
- 新しい物事を知る、というのはこの仕事における1つの醍醐味だと思います。見たことも聞いたことも無い貨物、どうやって使うのか想像もつかない貨物も材質・用途・形状など詳細を調べ、確認して何とか税番を決定し輸入申告を行います。このプロセスを通して世の中にはいろいろな物があるんだなあと常日頃から考えさせられ、その瞬間が最も仕事をする上で面白いと感じています。
- 今後、伊勢湾海運でチャレンジしていきたいことは何ですか?
- 通関士として更に研鑽を重ねていきたいと考えています。税番に関する知識はもちろんですが通関の方法やトラブル時の対応など、まだまだ必要な知識が様々あります。また、社内の業務分担上、通関部門として対応することはない事柄であってもある程度営業部門や保税部門がどのように動くのか把握しておくことも重要だと思っています。このような点を踏まえて将来的には当社を代表する通関士として活躍していきたいです。