伊勢湾海運株式会社

ISEWAN PLAZAいせわん・ぷらざ
VOL.542014/05/01

総監督・組合長 海外視察タイ・インドネシア

想像以上の貨物量に驚いたタイ視察

ISEWAN(THAILAND)CO.,LTD.にて
ISEWAN(THAILAND)CO.,LTD.にて

2月5日から10日まで、総監督とタイ・インドネシアを訪問し、視察を行って参りました。

中部国際空港から朝11時5分発のタイ航空機で約6時間程度のフライトを経て、現地時間15時にバンコクへ着き、現地駐在員の出迎えを受けました。その後、ISEWAN(THAILAND)CO.,LTD.のバンコク本社へ出向き、現地スタッフの皆様と挨拶を交わしました。

ISEWAN(THAILAND)CO.,LTD.倉庫内の様子
ISEWAN(THAILAND)CO.,LTD.倉庫内の様子

2日目は、早朝よりスワンナプームに新しく購入した土地を見学し、レムチャバンを訪問しました。ISEWAN(THAILAND)CO.,LTD.の倉庫とGOYO KAIUN(THAILAND)CO.,LTD.の倉庫を見学させて頂き、想像以上の貨物量に驚きました。コイル・丸棒・ワイヤーロッド・ケース等、30年以上の付き合いになる見慣れた貨物が山積みになっていました。レムチャバンの現地スタッフにも挨拶をした後、すぐそばのサイアムシーポートとコンテナ埠頭にも案内して頂きました。


工夫が感じられたインドネシアの新倉庫

PT.ISEWAN INDONESIAにて
PT.ISEWAN INDONESIAにて

3日目は、インドネシアへ向かう為に、朝5時にホテルを出発、8時過ぎのフライトでバンコクを後にし、3時間程で次の目的地であるジャカルタへ到着しました。ここでも空港にて現地駐在員の出迎えを受け、皆さんと夕食をとりました。現地で作業員の指導をされている元監督の駐在員とも本当に久しぶりに会う事ができました。タイ・インドネシアでは日本には当然にある道具がなく、自分で作製しなければならないなど、様々な苦労話に花が咲き、大いに盛り上がりました。

4日目の朝はPT.ISEWAN INDONESIAの倉庫へ向かいました。その日は土曜日で、現地スタッフが休みだった為、普段の仕事の様子を見ることはできませんでしたが、案内をして頂いた駐在員の方より、施設や貨物の状況についての説明を受けました。倉庫は昨年の暮れから稼働したばかりで、レムチャバンほどの荷物は入っていませんでしたが、倉庫内へ光を取り込む工夫が施されており、電気をつけない状態でもとても明るく、また天井クレーンなどはコードレスリモコンタイプが設置されており、配線が気にならず使いやすそうでした。タイの倉庫とは異なる新倉庫ならではの工夫が感じられました。また、道路を挟んだ正面の広大な土地には、自動車メーカーの工場が建設真っ最中でした。


さらなる発展に向けて 現地との協力体制を整えたい

(タイ)第2物流センター用地にて
(タイ)第2物流センター用地にて

あっという間に4日間の行程が終了し、翌日、名残惜しさを感じながら帰路に着きましたが、日本に着くと、普段の仕事に加え、組合の活動にも追われ、タイ・インドネシア視察の余韻に浸る時間もありません。

作業員の海外駐在を開始して6年余が過ぎ、現在までに一般作業員が3名、倉庫作業員が2名、タイ・インドネシアへと赴任しました。

前任者の功績により現地での作業の礎が築かれ、その状況をこの目で確認することが出来ました。現在も3名の作業員が作業指導者として第一線で頑張って頂いております。これからも引き続き現地スタッフがより品質の高い安全作業を行える様、指導を行って頂く様にお願いして参りました。現在のところ、現地作業スタッフにはまだまだ作業指導者が必要です。今度も伊勢湾海運グループの発展の為、協力体制を整えていく気持ちを新たにした出張でした。

文:労働組合 組合長

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