執行役員就任にあたって

執行役員　倉庫管理部長　亀田 克己

執行役員　倉庫管理部長　亀田 克己

この度、3月28日開催の取締役会において執行役員に選任されました。

海外勤務から帰国し、気持ちを新に倉庫管理部の部長として倉庫管理部の職員、作業員の協力を仰ぎ安全な職場作りに努めて3年が経ちました。

そして今回拝命いたしました重責に身の引き締まる思いで気持ちを新にしております。今日の私があるのもひとえに顧客様、先輩諸氏、同僚、後輩の皆様のご指導とご支援があったからであり、深く感謝いたします。

振り返れば35年前の1973年4月鉄鋼事業部西部事業所に配属となり社会人としてのスタートを切りましたが、褒められるような社員ではなかったと思います。

2年目には新入社員二名が配属になり、現場では一番古株（2年目で）となり先輩の苦労が少し分かったような思いでしたが、そんな環境の中で後輩2名が怪我をするなど厳しく辛い時期でもありました。その反面作業員の方やトラック運転手の方とも仕事を通して遠慮なく話せる関係になり、急ぎの仕事があればお昼の食事中でも一旦食事を中止して積んでもらうことあり、今では懐かしく楽しかった思い出です。

そして1980年4月に農水産事業部農水産課勤務となり1995年までの15年間勤務いたしました。この時に受けた上司のO氏（係長、課長）からのご指導や色々な経験が今の私の基本になっているのではと思います。1995年4月から1997年10月までの2年6ヶ月は、東海支店勤務となり新しい気持ちで毎日の業務に励んでおりましたが、その当時のT常務からは又別の面で多くを学ばせていただきました。

それからは1997年10月から2000年4月まで輸入事業部営業二課で勤務させていただき多機能倉庫（冷凍冷蔵貨物）の仕事に携わり新たな経験をさせていただきました。其処からが本人も全く予想もしていなかった海外勤務（中国）です。

今までお世話になった上司からの海外勤務打診であり、心中では即決断いたしました。大連伊鐵国際運輸有限公司に2年、天津北方五洋国際運輸有限公司に3年勤務させていただきました。この5年間が私にとって大変貴重な経験となりました。

先輩、先任者が一生懸命に運営してくれていた合弁企業を私の勤務中に衰退させることは出来ない、日本側の代表として赴任しているとの自負を持ち、誰にも責任を転嫁しないとの信念で5年間取り組んでまいりました。

無論その5年間も皆様のご支援があったから出来たことであり、海外勤務する事でより一層皆様からのご支援やご指導が骨身に沁みて感じることが出来ました。帰国後につきましては最初に書かせていただいた通りで、S顧問、A部長をはじめとして倉庫管理部職員一同に支えられ日々の業務に励んでおり、これからも会社が決めたこと、方針に対し執行役員として先頭に立って実践していく所存です。

最後に倉庫管理部の責任者として無事故、無災害を目指し、社内から信頼され、顧客からの要請に応えられる現場を作り、株主の期待に応えられる職場とする為に努力いたしますので皆様にはより一層のご支援とご指導をお願い致します。