伊勢湾海運株式会社

ISEWAN PLAZAいせわん・ぷらざ
VOL.122006/10/25

社会人二年目の感想

社会人二年目

総務部 総務課 堀田恵子

総務部 総務課 堀田恵子

一番大きな変化、それは仕事が楽しいと思えるようになったことだと思う。一年目、仕事を覚え、きちんとこなす術を学んだ。二年目、仕事を自分のやり方に変え、「自分のもの」にすることを学び中である。自分のものにすることは、仕事の楽しみの一つだと気がついた。

一年目、物品を担当した。おかげで、おそらく会社で一番文房具について知識がついたと思う。「こういうファイルを作りたい」とイメージすれば、どの種類のファイルを使って、どの中身を使うか、アレンジすることができるようになり、私が整理整頓を好きになったのも、この仕事のおかげだと思う。そして、私には小さな楽しみができた。箱集めである。かわいい箱、収納に使えそうな箱を見るとつい取っておいてしまう。小さい頃、母がよく空き箱を取っておいていたのを見て、なんでなんだろうかと思っていたのに、今自分が同じことをしていて、遺伝かなと思う。この集めた箱たちが引き取られて、第二の人生を歩んでいくのを見るととても嬉しく感じる。物品担当を通して分かったこと、リサイクルはとても身近で簡単なことだということだ。

二年目、一年目の仕事からガラリと変わり、私のメインの仕事は車輌関係になった。「社用車は動く看板だ。」と上司は言った。その言葉がとても好きだ。ただの乗り物だが、その小さな伊勢湾海運のマークが入るだけで、乗る人の責任がずっしりと重くなるのだ。先日、車の入替に立ち会った。7年間、伊勢湾海運の為に走ってくれた少しレトロな水色マーク入りのその車にありがとうという気持ちでさよならをし、新しいピカピカの車にこれから事故をしないようによろしくという気持ちで迎えた。そして、車輌関係の仕事が少し好きになった。これから、車一台、伊勢湾海運に来て、去っていくまでをお世話できるようになりたいと思う。

入社前、生きていくために働かなければならないから、就職しなければならない、という気持ちがあった。それは、正しい。しかし、会社というところは思い描いていたイメージとは違った。仕事を通し、自分は勉強させてもらっているのだと気づき、そして、仕事の大変さの中にも楽しみがあることを知った。これから、この気持ちを忘れずにがんばりたいと思う。

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