伊勢湾海運株式会社

ISEWAN PLAZAいせわん・ぷらざ
VOL.052001/09/02

市長杯争奪「港まつり協賛野球大会」

恒例となっている「港まつり協賛野球大会」も第54回の開催となりました。本大会は名古屋港の港湾関係者を中心に、体育振興と名古屋港の発展を期して年々成果を挙げております。当社野球部の今年の目標は、無論、優勝です。試合が平日に行われることもあって、皆それぞれ業務の調整等に苦労しましたが、所属長さんのご配慮等もあり、皆グラウンドに集まることができました。
一回戦は、相手チームのメンバーが集まらなかったということらしく、不戦勝でした(どこのチームも大変だ……)。

二回戦は、日鐵物流株式会社さんです。日鐵物流さんは優勝経験のある強豪チームです。“相手にとって不足なし”とメンバーのボルテージもあがります。一回表、相手チームの攻撃をエース西山君(鋼材センター)が、好調の立ち上がりをみせ、難なく0点に押さえました。その裏の我がチーム攻撃では、先頭打者柴田君(一般作業)が、フォアボールを選び、すぐさま盗塁。ムードは盛り上がりをみせたが、その後得点には結びつきませんでした。

しかし、2回に勝利の女神は我がチームに微笑みました。相手チームの攻撃をまたもやピシャリと0点に押さえた裏、池田君(鉄鋼課)がセンター前へクリーンヒット、引き続き期待の大型新人、杉山君(東名港)が同じくセンター前ヒット。続く林田君(労務課)がベテランらしくセオリー通りの外野フライを放ち、タッチアップで待望の先取点をあげました。3回以降、さすがエース西山、危なげないピッチングを続け、また内外野の完璧な守りで、終わってみれば1対0の完封勝ちでした。

準決勝の相手は名古屋水道局さん。関係者の間では、この試合が実質的な決勝戦だと噂されており、我がチームも力が入ります。投手は北川君(第一稲永)、立ち上がり1回表、1ヒットを許したものの、まずまずの出来。しかし2回、肩に力が入り過ぎコントロールが微妙に狂った球を相手打者に狙い打ちされ1点を与えてしまいました。

その裏、大島君(ターミナル課)の左中間を抜く痛烈なヒットなど押せ押せムードになったのですが、ここ1本がなく、点にはつながりません。3回にも1点を許してしまい、チームに焦りが出てきた4回裏、やってくれました。

西山、北川両君がクリーンヒット、小野川君(作業課)が死球で出塁、満塁で池田君が獲物を狙うカラスの様な選球眼で四球、待望の1点をあげました。そして、ムードは最高潮、ボルテージも上がってきた6回裏の攻撃。や・り・ま・し・た!大島君がヒットで出塁、そして期待の新人、花野君(新日鐵事業部)が外野を超える特大ヒットで1点、あっという間に何と4点をもぎりとり大逆転。

「さすが俺達、伊勢湾だせ!」なんて言葉が聞かれ、ムードは最高潮。しかし、……、しかし……、グラウンドには、魔物が住んでいた……。

暑い夏の日差しが無常に突き刺さる…。これ以上、辛くてペンを持てない、青いインクが滲んできた…。 来年は我がチームにとって、どんな夏になるのか、それは神様と選手達のみが知る!

選手の皆さん、ご苦労さんでした。

前の記事へ アーカイブへ 次の記事へ
ページの先頭へ
ページの先頭へ
Japanese | English | Chinese