伊勢湾海運株式会社

ISEWAN PLAZAいせわん・ぷらざ
VOL.862018/02/21

海外研修報告

ドイツ・ベルギー研修報告

港運課 佐藤 陽平

レッカー作業での荷降ろし作業
レッカー作業での荷降ろし作業

この度、2017年8月8日から12月13日までの4ヶ月間、ISEWAN EUROPE GmbHのデュイスブルク本社とベルギー支店にて海外研修をさせて頂きました。

出発のフライトでは、日本列島に直撃した台風による遅延が影響して乗り継ぎに間に合わず、フランクフルトで一夜を過ごすアクシデントに見舞われましたが、デュッセルドルフ到着後、滞在許可とビザの取得を経て、海外研修がスタートしました。

今回の研修で私が目標としていたことは、欧州大陸に築かれた物流システムや、EU独自の貿易に関わる法律や習慣に則って、ISEWAN EUROPE GmbHがどのような業務や営業活動を行っているのか理解を深め、見聞を広げることでした。

ドイツ研修では、主に貨物の搬出入作業の立ち会い、輸入コンテナの輸送手配などを行いました。貨物の搬出入作業においては、駐在員の方々に同行させて頂きながら、お客様のショールームや倉庫に足を運び、現地作業員に対する細かい作業指示や、貨物取り扱いに関する入念な打ち合わせを行うことによって、“現地現物”の重要性を学びました。

EMO Hannover 2017 終了後の一枚
EMO Hannover 2017 終了後の一枚

ベルギー研修では、アントワープ港、ジーブルージュ港の視察を行い、現地スタッフに同行して、取引先への営業に伺わせて頂きました。港の倉庫に保管されている主要顧客の貨物も見学でき、取り扱う貨物量の多さと、保管倉庫の規模の大きさに圧倒されました。また、港の視察の際に目にした河川を利用したバージ輸送や鉄道輸送は、輸送手段が豊富な欧州物流の大きな特徴として、見識を深める良い機会となりました。

今回の研修で特に印象深かったのは、ドイツのハノーバーで開催されたEMO Hannover 2017(工作機械見本市)です。約1ヶ月半の間、長期出張で現地の会場にて、工作機械の搬出入、据え付け作業に立ち会わせて頂き、工作機械の輸送を行う際の注意点や、安全かつ効率的な作業の段取りを組む方法を学び、非常に実りのある経験となりました。

現地の営業活動においては、駐在員の皆様が日本と海外の橋渡しとして、昼夜を問わず輸送手配に携わり、異国の地で日本人による細かなサービスやケアを提供することによって、お客様から信頼を獲得し、良好な関係を築かれているということを強く印象付けられました。

この度の研修で得た知識や経験を糧として自身の成長につなげ、現職場での業務や将来に役立てることができるよう、精進していく所存です。


中国研修報告

西名港事業所 中越 大樹

蓮花山倉庫
蓮花山倉庫

私は2017年10月16日から2018年1月12日までの約3ヶ月間、中国(伊勢湾(上海)国際貨運代理有限公司、伊勢湾(広州)国際貨運代理有限公司、ISEWAN (H.K.) LIMITED深圳事務所)にて、研修をさせていただきました。さらに、中国での研修の前後に中国と関わりのある営業セクションにて5週間ずつ国内研修を受けさせていただき、海外研修をより有意義なものにすることが出来ました。

海外研修では主に、見積書の作成などの輸出入実務、顧客訪問、バン詰等の現場作業立ち会いなどを行いました。その中でもとりわけ苦労したことは、輸出入実務です。所属部門では現場で倉庫作業手配をしており、営業や輸出入実務の経験が乏しいため、全体の流れが分からず、何をするにしても四苦八苦しました。しかし、駐在員や現地スタッフの皆様の丁寧な指導の下、中国の通関について学んだ上で、ターミナルや税関等の視察もさせていただき、徐々に理解を深めることができました。また、現場での作業に関しても、日本では当たり前に進んでいくことが進まず、非常に苦労をしました。コンテナからデバンし、貨物を積み込み後、ドライバーがラッシングせずに出発してしまったため、すぐに車を停車させ、固縛させたこともありました。これらの経験から、細かい指示や確認の徹底、また様々な環境に柔軟に対応することの重要性を改めて感じました。

吊り作業
吊り作業

また、伊勢湾(広州)国際貨運代理有限公司では、JIT物流・かんばん方式を軸とし、主に検査と梱包を行う蓮花山倉庫にて研修をさせて頂きました。倉庫では、作業員に作業指示書を正しく理解させ、貨物の取り扱いにおいて、日本と同等の水準を維持させることに取り組みました。その中で、倉庫管理や従業員管理と作業の効率化を両立させることの難しさを実感しました。

今回の海外研修では、3ヶ月という長い期間で様々な分野の業務を研修し、知見を広めるとともに、多くの課題を見つけることができました。今後は、日々の業務でもこれらの課題を常に意識し、この海外研修で学んだことを活かせるよう努力していきたいと思います。

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