伊勢湾海運株式会社

ISEWAN PLAZAいせわん・ぷらざ
VOL.082003/01/07

伊勢湾グループ フォローアップ研修

毎年恒例となりました伊勢湾グループ・フォローアップ研修。これは入社4年目の総合職を対象として、鈴蘭高原の保養所“鈴蘭荘”にて、3泊4日の日程で行われます。目的としては入社後を振り返り、現在与えられている業務や仕事上の立場、役割を分析する事により生まれる問題意識をさらに分析しながら、各自のスキルアップを図り、また入社4年目として、社会人としての最小限度の知識の取得といったことにあります。

そして、同期入社が一同に会する事により、お互いの考え方、悩みなどの意見交換を行う場所・機会を持ってもらうということも大切な目的となっています。

今回は10月25日~28日、総勢17名が参加しました。朝は5時30分に起床し、夜は10時までのぎっしりのスケジュールですが、その後もグループになり意見交換をする場面も見られました。

ここで、参加者の研修レポートより感想等を一部抜粋して皆様にご紹介したいと思います。


結果からみると、研修の中で私が自身に課した『課題』の成果はなかったかもしれません。 グループディスカッションでは、業務知識が無いため聞くことしかできず、発表では、人前で話すこと、説明することに四苦八苦するという、自身の至らなさを露呈するのみでした。 しかし研修を終えた今、ある確信を持つことができたことに成果があったと考えます。その確信とは、私が現在抱えている問題は、そしてこれから直面する問題は、この研修をともにした仲間とともに、協力して乗り越えていけばいいのだということです。


今回の研修は同期のみです。同期とは特別な存在であると思います。社内において唯一気が許せる間柄であると同時に絶対に負けたくないライバルでもあります。

もし今回の研修が同期と行うか、それ以外の人と行うかでは大きく意味が違っていたと思います。20分のスピーチを通じて同期が訴える言葉、主張は特別の意味を持って自分の心に響きました。20分という限られた時間の中で自分のやってきたこと、これからの目標を全く異なる現場、セクションの方々に理解してもらおうとスピーチするのは大変難しい作業でした。そして各々のスピーチ、講習会の中での同期同士の意見の交換を聞いていると同期の間にもすでに大きな差があることを痛感しました。

聞き慣れない専門用語を使っての活発な議論には圧倒され、議論についていけない自分に恥ずかしい思いをするのと同時に大いに刺激を受けました。


自分の発表としましては、皆に伝えたいことの半分も伝えることができず、納得のいく発表ができませんでした。いろいろと話すことを考えすぎたのと緊張で、20分一連の業務内容を話すことはできたのですが、自分が伝えたかった細かな部分が話せず残念です。相手にうまく伝えることの難しさを実感しました。

同期達の発表を聞いていると、皆成長したなと感じる部分が多く、自分との差を痛感し、複雑な思いになりました。でも、同期達の業務を知る事ができ非常に刺激になったので、これからの自分も、もっと前向きに頑張らなくてはと言う思いになりました。


今回研修の中で、「会社とは、利益を追求する組織である」といった単元があり、会社の業績という角度から、学習する機会がありました。特に、現場の職員が数字のという切り口から我が社を再認識する事ができる貴重な場であったと思います。

しかしながら、実際私が倉庫で業務をこなしていた時にはそうした意識は薄かった気がします。しかし、営業職である現在、我が社に利潤をもたらす顧客第一の意識なくして、現職は勤まりません。

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