伊勢湾海運株式会社

会社情報

社長挨拶

『始業式の挨拶』

代表取締役社長 後藤 正三

皆さん、おはようございます。

本日より伊勢湾海運グループの第95期会計年度が始まります。

昨年度は国内外で様々な出来事がありました。
日本では熊本地震を始めとし、多くの災害に見舞われ、海外では欧米・中東での相次ぐテロの発生やイギリスのEU離脱、アメリカではトランプ氏が大統領になり、予想を覆す事態が続き、動揺と緊張の走った一年でありました。

また我々を取り巻く海運業界では海外船社の統合、合併が相次ぎ、国内でも邦船3社によるコンテナ定期船事業の統合が発表され、アライアンスも大きく再編されました。このように先の読みにくい情勢の中、2016年、名古屋港は貨物総取扱量が1億9,321万トンと15年連続日本一、貿易収支は6兆2,650億円の黒字で19年連続日本一を記録しております。

2017年の世界情勢は、アメリカ経済はトランプ大統領の政策に翻弄される不安定要素があり、欧州は3月のオランダ総選挙、4月にフランス大統領選挙、9月にはドイツ連邦議会選挙も控えており、政策動向に関して懸念を抱かざるを得ません。新興国では国により回復にばらつきが出ており、こちらも先を見通すことが難しい情勢にあります。
中国については一時のような過熱気味の状況ではありませんが、先月上海に出張した折り、経済の成長力は手堅さが有り、物流に対するニーズも高いものがあると感じました。
このように景気は先進国・新興国ともに緩やかな回復が進むものと予想されますが、チャンスとリスクが混在した先行き不透明な状況が続くものと思われます。

このような経済状況下、不本意な成績の前期を乗り越え、今期から新三ヵ年中期計画がスタートします。第95期は新たな成長ステージの初年度として着実な成果を上げる年にしたいと考えています。

日頃から、営業面においては『取りこぼしの無い営業』をお願いしておりますが、新規顧客開拓もさることながら、既存のお客様の物流ニーズをいかに汲み取り、新しい物流ソリューションの提案ができるかに掛かっていると思います。当社グループの国内外のネットワークを駆使し、お客様の物流は全て取り込む気概を持って営業を推進して頂きたいと思います。
これまで、国内においては梱包工場を稼働させ、海外ではタイ、インドネシア、メキシコにおいて倉庫を建設しハード面を整え、ソフト面ではサンクトペテルブルクの支店化、上海、台湾においては独資による現地法人設立など整備して参りました。今年度は天津において伊勢湾上海の支店が立ち上がります。これらのネットワークを積極的に活用し更なる成長をグループ全員で達成しようではありませんか。

しかしながら、足元の安全品質を疎かにしてはお客様の信用・信頼は得られません。業務面においても、無事故無災害の達成が何にもまして営業ツールであります。
折に触れて申し上げておりますが、これまでの教訓から、人・組織が変わるこの時期は災害が発生するリスクが非常に高いことを忘れずに業務に邁進して頂きたいと思います。

本日、伊勢湾海運グループの新しい17名が社会人として船出を致します。
毎年、若い力と新しい感性を持った人材が仲間に加わることは大変喜ばしいことであります。
本日から新入社員研修が始まりますが、全員が将来の伊勢湾海運グループを背負って立つ人材となることを期待しています。

最後になりますが、第95期も多くのステークホルダーから期待される成長を成し遂げる為、伊勢湾海運グループ役職員が一丸となって常に法令遵守と安全最優先の意識を持ち、職務に邁進して頂きたいと思います。

以上を持ちまして第95期始業式挨拶と致します。

代表取締役社長後藤 正三

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