伊勢湾海運株式会社

会社情報

社長挨拶

『新年の挨拶』

代表取締役社長 髙見 昌伸

新年あけましておめでとうございます。
今年は元日早々から石川・能登を中心とした北陸での大地震、羽田空港での飛行機の追突事故と二つの大きな災害が発生しました。このたびの災害により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

年頭にあたり、改めて昨年の振り返りと新年の抱負を述べさせていただきます。 昨年は長期化するウクライナ情勢やハマス対イスラエルの衝突など世界の地政学的リスクが高まった年でもあり、円安も一因として原油価格が高騰するなど実体経済へも大きな影響がありました。しかし、暗い話題ばかりでもなく、WBCでは栗山監督以下、大谷翔平選手などの活躍により侍ジャパンが世界一になり、日本に元気を与えてくれました。そして、5月にはコロナウイルスが5類に引き下げられ、飲食店や観光地に人が戻り、経済活動にも活気が出てきました。 伊勢湾海運グループにおきましては、5月には2023年3月期において過去最高となる業績を発表することができ、営業部門・現業部門・管理部門の各部門の皆様が一体となって業務に励んでいただいた結果であり、深く感謝いたします。

昨年4月より当社グループとして経営理念をリニューアルしました。 私たちが目指すのは、経営理念に記されているように単なる組織ではなく、笑顔がある明るい会社です。笑顔があることは、喜びや感謝の気持ちが共有され、お互いが支え合う結果です。そこで、今年も笑顔があふれる会社を築いていくために、働きやすい職場を築くことが大きなテーマとなります。 働きやすい環境は、私たち一人ひとりが共同で築き上げるものです。一人ひとり考えは違って当たり前です。しかし、私たちは経営理念に基づき、同じ方向に向かっている仲間です。良い職場づくりに年齢・役職は関係ありません。お互いに敬意を持ち、コミュニケーションを大切にし、協力して困難に立ち向かうことで、職場の雰囲気が良くなり、働きがいを感じることができるでしょう。また、それが“和”の追求につながります。 今年1月19日に皇居で行われる歌会始のお題は「和」です。人と人との和、平和の和が笑顔ある会社を築きます。

また、DXの推進も働きやすさに寄与します。効率的なデジタルツールやプロセスの導入によって、業務がスムーズに進み、皆様がより創造的に仕事に取り組むことができます。
「笑顔がある会社」は私たちのビジョンの核です。笑顔と協力の中で、働きやすい職場を築き上げ、新しい年をより良いものにしていきましょう。皆様の個々の貢献が、素晴らしいチームとしての成果を生み出します。
笑顔に次いで重要なワードにしたいのが、“戦略”です。国内・海外の拠点においても、特に管理職の方は将来の伊勢湾海運グループを背負っているという自覚を持ち、“戦略”をもって会社をリードしていただくことを期待しております。常日頃真剣に仕事と向き合って、仕事の本質を理解している皆様であれば必ずできると信じております。今の会社に皆様の経験と知識から生まれる先を読む力を“戦略”に落とし込むことで、スキルアップによる個人の成長と会社の成長につなげていきましょう。

最後になりますが、「笑顔ある会社」を支える根底にあるのは安心・安全だと思います。安心・安全だから笑顔が生まれます。そしてそれらは「安全品質の最優先」と「法令順守」を果たすからこそ生まれるものでありますので、忘れることなく業務に励んでください。

では、新たな一年も共に頑張りましょう。
以上をもちまして新年の挨拶といたします。

代表取締役社長髙見 昌伸

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